親知らず 耳鼻科へ
耳鼻科に行ったのは、炎症が広がり、耳下腺炎になっていないかを確認するため、だったそう。
私は幸い、なっていなくて、じゃぁなんで痛いのか?って、抜歯後の痛みが頭から耳、首筋に同じ神経を伝わって広がる、いわゆる、放散痛ってものなのだそう。
とにかく歯の痛いのがおさまらないかぎり、これもおさまらない、ということで、追加の薬などもなし。
親知らず 抜糸
28日(月)、抜歯から一週間のこの日、抜糸のために口腔外科に行きました。
この一週間、とにかく痛かったこと。
不安すぎて近所の歯科に行ったこと。
ロキソニン2錠ずつ飲んでること。
を、伝えたら。
先生、激ギレ(¯―¯٥)
「ロキソニン2錠ずつなんて、絶対だめ!!その生活5日続けただけで胃潰瘍になってるケースもあるんだぞ!!!」
…というわけで、抜歯後の痛みに苦しんでいる方へ。
ロキソニン2錠ずつは、胃薬と一緒に服用しても、胃潰瘍になるそうです。やめましょう。
では、痛みはどうすれば良いのでしょう。
私を担当してくれた先生の説明。
「1日3回、胃薬とともにロキソニン1錠を飲む。痛みが抑えられないときは、アセトアミノフェン(カロナール)を追加する。これは1日20錠まで飲んでよし!そのかわり、酒は厳禁!!」
ロキソニンとアセトアミノフェン、どちらも効果の出る場所はおなじだけれど、たどり着くまでの経路が違うし作用も違う、とのこと。だから併用して大丈夫。ただ、アセトアミノフェンは肝臓で分解されるため、アルコール(酒)はダメ、ということなのだそう。
そして、耳の痛みを伝えると、「口腔外科で耳の診断はできない。」とのことで、耳鼻科にまわされました。専門外のことに簡単に突っ込んでいかない医師を私は信用しているので、おぉやっぱりこの先生、ぶっきらぼうだけど、良い先生なのかも?と思うのでした。
ちなみに!
ドライソケットになっていたら、こんなに平然とはしていられない。うがいとかしたら悶絶する痛さ。
…というわけで、この日の口腔外科の診察は終わり。抗生剤と鎮痛剤、胃薬を出してもらい、また一週間後に再診です。
なお、抜糸はビビリの私でも呆気なく終わりました。なんてことないです。
あ、そうそう。
近所の歯科の先生には想定内と言われた水平埋伏智歯の抜歯後の痛みですが、それにしてもやはり一週間激痛があることについては、「術後の治りが悪い。」「しっかり栄養をとる。」「寝る。」だそう。
プリンとゼリーとスープで繋いだ一週間、完全に栄養不足です。
親知らず 左の耳が痛い
27日(日)の午後から、左の耳の中が、つんざくように痛い。そこから首筋にかけて痛みが広がっていく。歯茎も痛くて、とにかく顔の左半分がめちゃ痛い。
ここにきて、ドライソケットになってしまったのか?
痛い場所が増えて、げんなり。
親知らず まだ痛みます
ロキソニン2錠と胃薬を飲む生活、続いてます。
服用から7時間近くなると、痛さの波が強くなってくる感じ。
いま、食べているもの。
プリン。
ヨーグルト。
お味噌汁の汁。
そして
パン入りのポタージュ!
これめちゃ美味しいです。
食事した満足感があります。
今日はあとで、蒸しパンに挑戦する予定です。
気持ちはかなり持ち直してきました。
明日は抜糸です!
親知らず メリークリスマス
院長先生は、ロキソニンと胃薬を処方して下さり、ロキソニンは2錠ずつ使っていいと言ってくれました。痛みは長い人だと一ヶ月近くかかる人もいるよう…でも大概は一週間ほどで軽快してくるんだとか。
帰宅して、すぐにロキソニンと胃薬、飲みました。
しばらくして…
効いてる!
効いてるよ、先生ー!!!
ようやく少し我を取り戻した気分。
ひゃっほう、メリークリスマス!!!
チキンにかぶりつくことはできないから、横でヨーグルト食べてるけど。ケーキ頬張れないから、生クリーム舐めるだけだけど。
痛み止めが効いてるって、ほんとに嬉しい。
そして、現在。
服用からすでに6時間経過していますが、痛みがやって来る気配はありません。
きっとまた痛みは来るはず。
このまま痛みがなくなるなんて期待していません。
でも、痛くなっても、この薬を飲めばいい!
ドライソケットにはなっていない、だんだん痛みはひいていくはず!そう思えるだけで、前向きになれます。
親知らず 長引く痛みの訳
こうして、近所の歯医者さんを訪れることにした金曜日(抜歯後4日目)
紹介状を書いてくれた理事長先生は不在。でも、子どもたちのかかりつけの院長先生が担当してくださることに。これはラッキー!いつもとても丁寧に説明をしてくださるのです。
私の疑問は3つ。
①上下抜いた右はほぼ痛みがないのに、どうして左だけがこんなに激痛が続いているのか?
②ドライソケットになっていないか?
③鎮痛剤が効かなくて、まじで困っています!
レントゲンを見て、先生、即答。
「抜歯したの月曜だよね?そりゃ、左は、今日はまだめちゃ痛いはず。その痛みは、想定内。」
そう、てい、ない。
想定内ー!!!!!
聞いてない!
こんな痛いのが何日も続くなんて聞いてない!
ここから先生の解説がスタートし、私は大きく納得して帰宅することになります。
まず、おさらいしましょう。
私は右の上下と左の下、3本同時抜歯をしています。口腔外科で静脈内鎮静法を使っています。右上がレアケースで超時間がかかったらしく、なかなかの難手術だったようであります。
さて、先生の解説です。
左の下の歯は、水平埋伏智歯といって、真横に生えている親知らずでした。これはスポッと抜くことはできないので、切開をします。単純にこれだけでも簡単に抜けるタイプの親不知よりも痛みが残るのは当然。そこに加え、今回、歯茎も縦に切開しています。歯茎を縦に切開すると時間短縮に繋がりますが、治るのに時間がかかるため、あまりやりません。では、なぜ、今回、担当の先生は縦に切ったのでしょう?それは、レアケース右上の親知らずに想定以上の時間を要したため、とにかく時間を優先しなければならない状況にあったものと思われます。
つまり!
ただでさえ痛みの残る水平埋伏智歯抜歯を、治りにくい縦切開したため、抜歯後4日やそこいらでは、痛くて当然、想定内!!
ということなのだそうです。
このあと、実際に口の中を見ていただき、ドライソケットの心配はないこと、縫い方を見るととても上手な先生に抜歯していただいたと見受けられる形跡があることを教えてくださいました。
ちなみに、鎮痛剤については、アセトアミノフェンとロキソニンでは、そもそも効果が違うんだそうです。アセトアミノフェンはやわらげる薬、ロキソニンは痛みをシャットする薬、というようなイメージ。今回のような激痛が想定される場合、アセトアミノフェンではいくら5錠飲んでも太刀打ちするには弱すぎるとのことでした。